2011年3月7日月曜日

ソニー、徹底的に争う構え…PS3輸入停止措置

読売新聞 3月4日(金)22時12分配信
ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)3」のブルーレイディスクの関連技術が、韓国・LG電子の特許を侵害した可能性があるとして、オランダ当局が10日間の輸入停止措置を取った。ソニーは4日、「LG電子の主張は極めて不当で、裁判所への異議申し立てなどあらゆる対応を取る」とのコメントを出し、徹底的に争う構えだ。

ソニーによると、今回の輸入差し止めは仮処分で、特許侵害が認定されたわけではない。オランダは主要な物流拠点だが、輸送ルートを変えれば他国への輸出は可能だという。ただ、今後、輸入停止が長期化したり、特許侵害が正式に認められたりすれば、ソニーの経営に打撃となる恐れがある。野村証券の御子柴史郎アナリストは「仮に1か月出荷が停止すれば、大きな影響が出る」と指摘する。

ソニーとLGは、複数の特許で訴訟合戦を行っており、昨年12月にはソニーが、携帯電話の特許を侵害されたとして米国際貿易委員会(ITC)などに提訴した。LGも今年2月、ブルーレイディスクのほかテレビ、パソコンなどで特許侵害があるとしてITCに申し立てている。

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電機メーカーの特許争いは深刻だ。
ソニーとLGが他にも訴訟合戦を行っているとのことだが、訴訟内容を韓国語翻訳英語翻訳するのだろうが、韓国語通訳を介して話し合いをすることもひとつの手段にはならないだろうか。
ソニーがオランダを主要な物流拠点としていたとは知らなかった。
欧米のソニー製品の取扱説明書には格安オランダ語翻訳も記載があるのであろう。
特許は、各メーカーの研究者、技術者達が苦心して生み出したものなのだから、公正な判断が下ることを願う。

By MT


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