2011年5月29日日曜日

カンヌ映画祭:英語の質問に韓国語で返答した女優に称賛の声=韓国


 2011/05/20(金) 09:58 サーチナ

  第64回カンヌ国際映画祭に出席している韓国の女優チョン・ジヒョンさんが海外メディアのインタビューに終始韓国語で答えたことが、韓国内で話題を呼んでいる。韓国メディアは中国新民網の関連報道を引用しつつ、「かっこいい」、「堂々と韓国語で答えた」などと相次いで報じた。

チョンさんは中国監督ウェイン・ワンのハリウッド映画『雪花と秘密の扇子』のプロモーションのためにカンヌを訪れた。15日にはコンペティション部門にノミネートされたフランスの映画『ザ・アーティスト』側の招請で、レッドカーペットを歩き、17日は「中国映画の夜」イベントに出席した。
  その際、チョンさんは海外メディアのインタビューに対して、韓国語で受け答えをした。韓国語の通訳もいなく、記者たちは戸惑ったという。しかし、中国新民網の関連記事では「コミュニケーションがとれていないことを意に介さないようだ」として、「個性が強い」と伝えた。
  韓国メディアは新民網の関連報道に触れつつ、「トップスターチョン・ジヒョンの韓国語インタビューが中国で注目を浴びている」、「英語の質問を聞きとって韓国語で落ち着いて答えた」、「韓国語を固守した」などと相次いで報道、インターネットでの反応も続々と伝えられた。
  関連記事のコメント欄には書き込みが殺到するなど、大きな反響を呼んだ。「国際映画際だから英語で受け答えできないのは恥」、「英語ができながら韓国語で答えるのは誇りなんかではない」などと批判的な見解もあるが、「肝が据わっている」、「韓国人が韓国語で堂々と答えているのはかっこいい」、「韓国人の誇り」などとたたえる書き込みが圧倒的に多い。
  カンヌ映画祭は5月11日から22日まで行われる。日本からは河瀬直美監督の『朱花の月』、三池崇司監督の『一命』がコンペティション部門にノミネートされた。(編集担当:金志秀)

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いつも大注目のカンヌ映画祭である。
映画祭での俳優のインタビューを見るたびに、国際的な俳優は英語ができるものなのかと思い、演技の才能だけではなく、語学の才能もあるのかと感嘆していた。
しかし、韓国の女優チョン・ジヒョンさんの韓国語での受け答えは、現在の流れに一石を投じた。
英語ができるにもかかわらず、韓国語で返したことについて賛否両論ある。
しかし、国際舞台で活躍する人々にいろいろなタイプがあっても良いのではないか。
英語通訳が要らず、自分でインタビューに応えられる人もいる。
韓国語通訳がなければ応えら得ない人もいる。
または、自分のスタイルとして母国語でしかインタビューに応えない人もいるであろう。
今回のチョンさんのインタビューでは韓国語通訳者がいなかったため、記者が戸惑ったとあった。
記者達はインタビュー後、テープ起こしをして彼女の言葉を韓国語翻訳しなくてはいけなかっただろう。
ケースバイケースだとは思うが、必ずしも英語が話せなくてはいけないわけではないと思う。

By  MT

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