2011年8月12日金曜日

韓国人は移民への負担感最も小さい、イプソス調べ

2011年8月8日14時0分配信 (C)YONHAP NEWS

【ブリュッセル聯合ニュース】主要先進国・開発途上国の国民のうち、韓国人は移民に対する負担感が最も小さいことが分かった。

 調査会社のイプソスが先ごろ、23カ国の16~64歳を対象に実施した調査によると、「移民が多すぎるか」との質問に「はい」と答えた人の割合は、日本が15%で最も少なく、次いで韓国(24%)、ポーランド(29%)、インドネシア(36%)、メキシコ(37%)の順で少なかった。一方、ロシア(77%)、ベルギー(72%)、英国(71%)、イタリア・スペイン(各67%)などは平均(52%)を大きく上回った。

 「移民が多いため、保健や交通、教育など公共サービスに非常に大きな負担となっている」との意見に共感した人の割合は、韓国が25%で最も少なく、平均(51%)を大きく下回った。これに対し、英国(76%)やスペイン(70%)、ベルギー(68%)、米国(66%)などは、移民に対する負担を大きく感じていることが明らかになった。

 「移民により就職が難しくなった」との意見に共感した人の割合は、韓国は30%でスウェーデン(23%)に次いで低かった。

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最近イギリスでの暴動のニュースを目にした。
日本や韓国では移民がヨーロッパ等に比べ少なく、さほど負担を感じてはいない。
イギリス、イタリア、スペイン、アメリカ等での「移民が多すぎる」という回答は当然に感じる。
逆に、各国に移民した人々の調査結果を英語翻訳イタリア語翻訳スペイン語翻訳等してみると互いに問題解決の糸口が見えてくるのではないか。
イスラム系移民が多いスウェーデンにおいて、「移民により就職が難しくなった」と考える人が韓国より低いのは意外であった。
母国で教育を受けずスウェーデンにやってくる者も多く、ヘブライ語翻訳スウェーデン語翻訳が相互に必要なようだ。
そのような社会的負担があれば移民に対して不満もありそうだが、実際のところどうなのだろうか。
また、ベルギーもアラビア語翻訳された名前、「Mohammed」がブリュッセルで生まれる男子でもっとも多く名付けられるほど、アラブ系の移民が多い。
ベルギー自体が使用言語によって3つの地域に分けられる。
オランダ語、フランス語、ドイツ語だが、ここからもわかるように移民はもちろん、ベルギー内でも様々な地域の出身者が混在している。
ベルギーでは場所によってオランダ語翻訳フランス語翻訳ドイツ語翻訳が必要なのか、それとも3言語どれでも利用可能なのだろうか。
いずれにせよ、島国日本ではこれまで移民はヨーロッパほど問題にはなっていない。
しかし、少子高齢化が進む中、移民というか、外国人が日本で働くことは遠い先の話ではない。
その時までに現在ある投資・経営ビザ人文知識・国際業務ビザなどを再考する必要がある。

By MT

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