サーチナ 11月28日(月)10時28分配信
ソウルの高級マンションで日本人観光客を相手に偽物ブランドを販売した観光ガイドが摘発された。摘発されたガイドは偽ブランドショップ巡りも観光コースに入れていたという。韓国の主要メディアが相次いで報じた。
同ガイドは自ら店を経営しており、自身が受け持つ日本人観光客を店に案内していた。現場は一般住宅街の高級マンションの一室で、時計やアクセサリー、か ばん、財布などの海外高級ブランドの偽物だった。すべて本物と見分けがつかない偽物商品で、警察が約720点を押収した。
警察の調査で、販売の手口が徐々に明らかになった。摘発を恐れて2、3人ずつ少人数を自分の車に乗せて案内し、空港での検査を避けてEMS(国際スピー ド郵便)で郵送していたことが判明した。また取引の形跡を残さないために、支払方法は現金のみだった。販売総額は25億ウォン(約1億6600万円)以上 だという。
ソウル税関の関係者によると、「住宅街の高級マンションを借りて外国人を相手に売り場を経営するのが最近のやり方」だという。関税庁は円高現象に伴って 韓国を訪れる日本人が増加しており、住宅の一室で日本人観光客に偽物ブランド品を販売するケースが多いとみて取り締まりを強化する計画だ。
韓国メディアは「観光ガイドが偽物ショップを経営」「主な顧客は日本人観光客だった」などと相次いで同話題を報道した。中には「海外の人々はわが国をどう思うのだろうか」と問いかけるメディアもある。(編集担当:金志秀)
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ブランドの革製品の偽物は、見た目が本物そっくりでもちょっと使うとほころびや擦り切れが出やすいのだそうだ。
偽韓流ブーム云々などと最近のごり押しが起こる以前に、一度だけ韓国に旅行したことがあった。ミョンドンだったかどこかのショッピングセンターで、全く関係ないノンブランドのお店を見ていたら、「ニセモノブランド品があるからちょっと見ないか?」とお店の人に言われた。別に興味がないしどうせ空港で没収されてしまうのだから、と買うつもりはなかったが、物見高さで「うん、いいよ。」と答えた。お店の一角に一見倉庫風にしつらえられた隠し部屋(というか殆ど試着室程度の広さ)のスペースがあり、「今他のお客さんが見てるからちょっとだけ待って。」と言われたので、そこまでして見るのも時間の無駄だと思い、「それなら急いでるからいいや。また今度ね。」と答えてその場を立ち去った。
わざわざ高級マンションに連れて行ってニセモノを売るのだから、随分手が込んでいる。
しかし他所の国で、知人の家でもなく密室になりうるマンション等に行くのはちょっと怖いと思うのが普通ではないだろうか?
偽ブランド品の収益は裏社会の人々の資金となるのだという。
作る側も買う側も犯罪だ、という警告ポスターを見たことがあったが、韓国語翻訳をして韓国の街や空港に貼って欲しい。
By お
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