2013年2月28日木曜日

抜本的改革に取り組む韓国のビジネススクール


現在、韓国のビジネススクール(経営大学院)は抜本的改革に取り組んでおり、
その真価を実感する学生も増えている。同国の主要大学は、
カリキュラムや教授陣、学生の思考様式のグローバル化を目指し、
米国の一流ビジネススクールを主な模範として、教育課程の見直しを図っている。
                                                       -- 「日経ビジネス」2012/2/17

「グローバル化は我々に与えられた新たな使命だ」とよく語る韓国ビジネス社会。
韓国のサムスン電子や現代自動車(ヒュンダイ)のような多国籍企業が、
近年、積極的に世界展開を果たしているのに、まだ一部の企業が、
国内問題や韓国的観点に固執し過ぎていたとも言われている。

そんな中で韓国の大学も今では、欧米のビジネススクールと
互角に競い合うため、香港やシンガポール、中国など、ほかのアジア系
ビジネススクールとの提携を進めている。高報酬の仕事を多く提供する
多国籍企業が増大しつつあり、その拠点としてアジアの存在感が増しているためだ。

「世界経済の中心がアジアへと移行しつつある中、欧米の学生がアジアで
の経験と人脈作りの機会を求めて、アジアのビジネススクールに集まって来る
のは自然 なことだ」と語る。同大学院は、韓国の“チェボル(財閥)”と呼ばれる
同族支配のコングロマリットに関する事例研究に重点を置いたカリキュラムを展開して いる。

By TH

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