2012年10月22日月曜日

組織重視の韓国会社


韓国の会社は、資本と経営が分離していなくて、オーナー経営がほとんどです。
命令系統は上から下への典型的な縦組織。
韓国では人間関係を重要視するため人事問題は複雑ですが、儒教教育が
生んだ階級・地方差別の悪い影響がねたみとしていまだに残り、
個人としての能力が組織として活かされていない面があります。


よって、韓国人人材が日本で仕事を探す時、組織重視で動くケースが多い。

また、その他のビジネス場面ですが、
韓国のビジネスアポイントは、日本と同じようにアポイントをとればいいでしょう。
また約束の時間にはあまり厳しくないが、遅れる時は、事前にことわりの連絡
をしたほうがいいでしょう。

挨拶や紹介の時、儒教の影響の強い韓国では形式や肩書きが重要視されます。

また敬語は欠かせないもので、自分の会社の社長でも「様(ニム)」をつけます。
だから、肩書きのある人を呼ぶのに日本では「○○常務」とか「○○課長」でよいが、
韓国で肩書きのある人を呼ぶ時は「○○常務様(さん)」「○○課長様(さん)」と呼びます。

親族や先祖を大切にする韓国では、仕事よりも法事や葬儀を優先させるので、
日本式に「仕事のためだから」と、スケジュールを強制しないようにすべきです。

By SY

2012年10月10日水曜日

韓国に関連するビジネス情報


大宇インターナショナルは、ブラジル・サンパウロ州で自動車鋼板加工センターの
完工式を行った。ポスコから輸入する冷延鋼板を加工し、現地に進出している
自動車メーカーなどへの販売を見込んでいる。
                                                                     --2012年10月9日『通商弘報』

2014年のサッカーワールドカップ(W杯)や16年夏のリオデジャネイロ五輪を控え、
今後の特需も期待されるブラジルに対し、関西企業が注目している。同国は成長
著しいBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の中でも、若者人口が
多く市場が急拡大している。28日には大阪市内でビジネスセミナーが開かれ、
企業関係者らが商機を探った。
「ブラジルの消費意欲の高まりは、韓国企業の進出の追い風になる」
韓国の人材にとっては、新たな活躍できる世界が南半球にできたと言える」
ソウル市内で開かれた「ブラジル ソーシャル・ビジネスセミナーinソウル」で、
ブラジル銀行名古屋支店のエジミウソン・ミラン支店長は、こう表明した上、
「着実に我が国の経済成長の勢いを感じ、韓国企業、韓国の優秀な人材は
ブラジルの成長を支えてくれることを歓迎」と話した。

IMF(国際通貨基金)によると、同国は近年、高い経済成長率で推移している。
天然資源や農産物も豊富で、人口は日本の約1・6倍。
個人消費は10年以上増え続けている。
2014年のワールドカップに向け、サッカーの王国は、経済的にもさらなる飛躍を
成し遂げるに間違いなく、今後も韓国の企業が大量に進出するようだ。

By SY