2013年6月14日金曜日

韓国人は頼りがいがありとても友好的ですが、交渉に関しては感情的になることもあります。非常に率直で、イライラなどを比較的純粋に表現することに気付くことがあるかもしれません。
                                                             --『グローバル・ビズ』2013/03     

面談中に相手が言うことをすべて文字通りに受け取り事はありませんし、冷静に忍耐強く対応することが重要です。交渉相手としっかりとした信頼関係が築けていることが、交渉での困難や問題に際して大きな助けとなります。

特に、商談について競合他社が存在したり、結論を出すまでに時間があることが分かっている場合には最初のオファーで維持には多少の交渉代を残しておくようにしてください。特に、日系企業にいる韓国人人材を相手にしたときも、交渉を通して相手も妥協してきますのでその時点でビジネスをあきらめないようにしてください。こうすることによって両者共に大きな得をしたように見えます。

明確な主張と方針を持つことは重要ですが、あまりにも融通が利かない場合には相手より良く思われません。ただし、フレキシブルであるということは、道理の通らない要求を受け入れることではありませんので、その点はしっかりと拒否してください。更に、あまり先を急ぐような行動や言動はマイナスの印象を与えます。北米や欧州と比較すると、ビジネスのペースはゆっくりしたものになっています。決断までに時間がかかることがほとんどですので忍耐強く待ってください。しかし、明確なメリットを確信できるものに対しては非常にスピーディーな決断を行います。

By CK

2013年4月2日火曜日

年配者や上司については常に敬意を 持って接するのが大事



韓国関連の商談などのビジネスの場では、年配者や上司については常に敬意を
持って接するようにしてください。集団の中では彼らと最初に挨拶や自己紹介する
ようにしてください。
                                                                       --『グローバル・ビズ』2013/1

出入り口で年配者とはち会いになった際には、年配者に先に道を譲るようにする
のが韓国での一般的なマナーです。また、年配者の前では喫煙したりサングラス
をかけることは控えてください。

欧米での教育を受けた若い韓国人人材なら交渉が比較的やりやすい相手といえます。
韓国は現代的に変化してきていますが、それでも伝統的な価値観は今でも非常に
重要です。またこれは年配者の間で強い傾向があります。

”顔を立てる”ことは韓国のビジネス文化においては非常に重要な事柄です。
個人の名声や社会的地位はこの上に成り立っています。

冷静さを失わないように努め、不快感などを表に出さないようにしてください。
そうすることによって、あなたが感情をコントロールすることが出来、相手が容易に
コントロールできる相手ではないという印象を与えることが出来ます。

例えそれが意図したものでなくても、相手の顔に泥を塗ったり冷静さを失うことは
ビジネスに非常に悪影響を与えます。
また、競合他社の誹謗中傷は控えてください。
韓国のビジネス文化では直接的に”no”ということを避ける傾向にあります。

BY TT

2013年3月11日月曜日

韓国人は何につけ、 自分の意見をはっきり言う人を好み、信頼します。


韓国は、人間関係を大切にする国柄だけに、
飲食を通してのコミュニケーションは欠かせません。
接待時の話題には、日韓の問題をも含め、タブーはありません。
                 -- ブログ:各国のビジネスマナー


あえて持ち出さないのにその種の話題となった場合は、
自分の意見をはっきり述べるべきです。韓国人は何につけ、
自分の意見をはっきり言う人を好み、信頼します。
ただし、ナショナリズムが非常に強い国民なので、韓民族の誇りと
自尊心に気を遣うことだけは、必要です。

よって、韓国人人材が日本で就職活動をするときも、
風通しのいい会社、何事もはっきりとする会社を選びます。

韓国は、儒教の影響下にあるが、宗教人口は、
仏教徒とキリスト教徒が同じくらいです。

気質は、快活、元気で、熱しやすく冷めやすい傾向があり、
メンツと格式を重んじる傾向にあります。


By TH

2013年2月28日木曜日

抜本的改革に取り組む韓国のビジネススクール


現在、韓国のビジネススクール(経営大学院)は抜本的改革に取り組んでおり、
その真価を実感する学生も増えている。同国の主要大学は、
カリキュラムや教授陣、学生の思考様式のグローバル化を目指し、
米国の一流ビジネススクールを主な模範として、教育課程の見直しを図っている。
                                                       -- 「日経ビジネス」2012/2/17

「グローバル化は我々に与えられた新たな使命だ」とよく語る韓国ビジネス社会。
韓国のサムスン電子や現代自動車(ヒュンダイ)のような多国籍企業が、
近年、積極的に世界展開を果たしているのに、まだ一部の企業が、
国内問題や韓国的観点に固執し過ぎていたとも言われている。

そんな中で韓国の大学も今では、欧米のビジネススクールと
互角に競い合うため、香港やシンガポール、中国など、ほかのアジア系
ビジネススクールとの提携を進めている。高報酬の仕事を多く提供する
多国籍企業が増大しつつあり、その拠点としてアジアの存在感が増しているためだ。

「世界経済の中心がアジアへと移行しつつある中、欧米の学生がアジアで
の経験と人脈作りの機会を求めて、アジアのビジネススクールに集まって来る
のは自然 なことだ」と語る。同大学院は、韓国の“チェボル(財閥)”と呼ばれる
同族支配のコングロマリットに関する事例研究に重点を置いたカリキュラムを展開して いる。

By TH