2012年5月22日火曜日

昨年の外国人患者12万人超 49%増=韓国

聯合ニュース 5月16日(水)20時2分配信
【ソウル聯合ニュース】韓国の保健福祉部は16日、昨年の外国人患者誘致数が前年比49.0%増の12万2297人を記録したと明らかにした。外来患者が9万5810人(78.3%)、健康診断患者が1万4542人(11.9%)、入院患者が1万1945人(9.8%)だった。
 主な診療科目は内科(15.3%)、皮膚・成形外科(12.7%)で、家庭医学科(8.7%)、検診センター(8.3%)、産婦人科(7.7%)が続いた。
 性別では男性42.0%、女性58.0%。日本の場合、女性患者(78.0%)が圧倒的に多かった。年齢別では20・30代が41.8%、40・50代が34.7%だった。
 国別では米国(27.0%)、日本(22.1%)、中国(18.9%)、ロシア(9.5%)、モンゴル(3.2%)の順で多かった。特に日本は東日本大震災や福島第一原発事故などにもかかわらず、患者数が大幅に増加し2位に浮上した。 
 外国人患者1人当たりの平均診療費は149万ウォン(約10万円)で、韓国人患者(101万ウォン)より多かった。
 保健福祉部関係者は、「外国人患者誘致は政府が成長エンジン事業に選定した2009年以降、年42.5%の急成長を遂げている。政府間の患者誘致協約、海外医療関係者の研修拡大、国内医療機関の海外進出などを推進していく」と語った。
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医療ツーリズムは日本も力を入れているがまだまだ海外の勢いには乗れていない。
韓国はこの記事を見る限り前年比1.5倍と順調に進んでいるようだ。
2011年2月には外国人患者の受入れのために「グローバルヘルスケア専門人材養成課程」の第3期を設けていた。
内容は▼医療通訳者40人▼外国人出身で医師や薬剤師などの経験者を対象にする外国医療人診療コーディネーター20人▼病院国際マーケティング専門家50人--。
このうち、医療通訳の言語は英語、日本語、中国語ロシア語アラビア語で、語学に堪能な医療関係者や通訳翻訳の大学院修士者らが対象者となり教育費は全額国費で負担。
 第2期で医療通訳者115人、外国医療人診療コーディネーター25人、病院国際マーケティング専門家92人がすでに養成されている。
日本も韓国式医療ツーリズムに学ぶところがあるのではないだろうか。
By MT

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