2012年7月5日木曜日

ファーストクラスの外国人、「キムチチゲ」機内食のにおいに…

中央日報日本語版 7月4日(水)15時22分配信

アシアナ航空は3月、仁川(インチョン)-フランクフルト路線の機内食メニューにキムチチゲを導入した。キムチチゲはファーストクラスの顧客に限り、24時間前の事前注文形式で提供された。2カ月間のサービスの結果、ファーストクラスに搭乗した韓国人全員が2回の機内食のうち1回はキムチチゲを選択した。一部の外国人はキムチチゲのにおいでその場で注文したりもした。

空の上の食卓、機内食が進化している。かつて海外に移民した韓国人がにおいを気にして幾重にも包装しなければならなかったキムチが、今では堂々とメインメニューに定着している。98年に大韓航空が出したビビンパは外国人にも人気で、大韓航空の中長距離国際線の乗客の60%が選択する有名料理になった。

世界の航空会社はさまざまな国籍の料理人で構成された諮問団を運用し、世界の乗客の口に合う機内食を提供しようと努力している。宗教や風習、アレルギーのために食べられないものがある顧客のためのオーダーメードサービスは、今では珍しくもない。4-5時間の中距離路線から10時間を超える長距離路線まで、機内食サービスはただ空腹を満たすための一食ではなく、航空会社のサービスを表す‘顔’になった。機内食以外に選択の余地がない乗客としては、機内食に満足するかどうかによって航空会社全体に対するイメージが変わる。

大韓航空のビビンパが人気だった当時は、「機内食は必ずビビンパを食べたい」といって大韓航空機にこだわる在外韓国人が多かった。機内食サービスが顧客の誘致にも影響を及ぼしたということだ。

大韓航空とアシアナ航空はこの数年間、さまざまな韓食メニューを出してきた。ベストセラーのビビンパのほか、ピビムククス(麺)、ナクチポックム(タコ炒め)に宮中正餐、韓定食コースも登場した。最近は夏を迎え、地鶏のスープなど季節メニューを出ている。おかずや粥の種類も増えている。

大韓航空は新しいメニューを開発するために4つの段階を踏む。まず一般的なトレンドを調査した後、季節の食材を生かしたメニューを工夫する。続いて機内食センター所属100余人の料理人が参加し、独自のメニューを開発する。最後はメニューのプレゼンテーションを行い、機内サービスに適しているかどうかを判断する。

このため大韓航空は01年、仁川空港に一日平均5万5000人分の料理を生産する機内食センターを完工した。年初には6万3000食分を作り、一日の生産最多記録を更新した。今では仁川に就航する世界の航空会社37社に機内食を供給している。特に大韓航空は会社所有のジェドン牧場で生産する韓牛と地鶏を利用したメニューを誇る。食材の購入から調理まで、大韓航空が責任を持って品質を管理しているのだ。


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う~ん、飛行機でキムチ料理を食べると機内はどれくらいキムチ臭がするのだろうか?
私ももちろんキムチは大好きである。
キムチの臭いを嗅いでそれが食べたくなる衝動もよくわかる。
しかしだ、キムチが得意でない人にとってはまさに逃げ場のない状態になってしまう。
できればビビンパや参鶏湯等が良いなぁ。
この韓国料理機内食、きっと英語をはじめとする多言語翻訳されたメニューが用意されているのだろう。
だって韓国語ナレーションで韓国料理名を言われてもポカンとしそうだ。
飛行機上で食の異文化体験ができ、かつフライトアテンダントよりその説明を逐次通訳されるなんてすごいことなのだが。
by MT

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