2011年9月20日火曜日

韓国で販売不振の「辛ラーメン・ブラック」、日本など海外に輸出強化

サーチナ 9月20日(火)10時32分配信

韓国の食品会社・農心は19日、9月初めから韓国内の釜山工場で、日本へ輸出する日本向けの辛ラーメン・ブラックを製造開始し、5日からすでに日本で販売していることを明らかにした。また、今後、中国や米国など海外市場に辛ラーメン・ブラックを輸出し、展開することを明らかにした。複数の韓国メディアがこれを報じた。

 韓国メディアは、国内での販売が中止された農心の辛ラーメン・ブラックが、海外市場の開拓に乗り出したと伝えた。

 農心は今年4月、辛ラーメン誕生25周年に合わせて辛ラーメン・ブラックを新発売し、当初はブームを巻き起こした。しかし、通常の辛ラーメンの3倍の価格であり、「ソルロンタン一杯の栄養を込めた」というコピーが、公正取引委員会から「虚偽・誇大広告にあたる」と指摘を受け、課徴金1億5500万ウォン(約1049万円)を支払うという騒動も発生した。そのため、消費者が最終的に背を向けた商品であると指摘。

 辛ラーメン・ブラックは、4月には90億ウォン(約6億円)の売り上げを上げたが、5月は60億ウォン(約4億円)、6月は30億ウォン(約2億円)7月は20億ウォン(約1.3億円)と急減し、このため韓国内での販売を中断していた。

 農心は、過去3年にわたり、時間と費用を投入し誕生した製品をこのまま放棄できず、海外市場で勝負をかけることにしたとの見方を示した。

 また、辛ラーメン・ブラックは、日本国内で展開する「イトーヨーカドー」で販売されており、今月中に「ジャスコ」でも店頭に並ぶ予定。

 農心の関係者は「日本では、1日にほぼ1つ以上の新製品が登場する。イトーヨーカドーやジャスコで販売されるという事実が、農心の製品が日本で評判が高いという証拠。世界80カ国以上に輸出されている辛ラーメンのように、ブラックも日本を始め、東南アジア、ヨーロッパなど30カ国以上に輸出する計画」と述べたという。(編集担当:李信恵・山口幸治)

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ちょっと待ってくれ、何か勘違いしていないか?
どういうリサーチをして、何を根拠にそのような決定をしたのだろう?

自国のヒット商品でさえ海外ではさっぱり売れないことだってあるのに、そもそも自国で売れない商品が、嗜好も違う海外で売れるのだろうか?「辛ラーメン」の3倍の価格と虚偽・誇大広告で名を馳せたいわくつきの商品なのに、ちょっと無謀な賭けではないだろうか?

あーそうか、ブラックジョークなのか。

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by お

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