2011年3月6日日曜日

日韓共同でレアメタル確保=ブラジル鉱山に出資へ―新日鉄など

時事通信 3月3日(木)11時1分配信
 日韓両国の政府系機関と鉄鋼大手の新日本製鉄、JFEスチール、韓国ポスコ、大手商社の双日がレアメタル(希少金属)確保に向け、ブラジルの鉱山開発会社に計15%程度を共同出資することで最終調整に入った。関係筋が3日、明らかにした。出資総額は1500億円規模の見通し。自動車用などの高級鋼板生産に必要なレアメタル「ニオブ」の安定調達を図るのが狙いで、近く正式契約を結ぶ。
 出資先はニオブの世界シェアで約7割を占めるブラジルのCBMM社。日韓の各企業のほか、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と韓国の国民年金公団が出資する。出資比率は日本側が10%前後、韓国側が5%前後で、日本勢の出資額は計1000億円程度とみられる。 

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レアメタルの確保は重要な問題としてニュースに挙がる。
このプロジェクトが成功すれば中国に振り回されることもなくなるか。
「レアメタル」は、 日本独自の用語であり、海外では「マイナーメタル」と呼ばれるそうだ。
レアメタルは韓国語翻訳で何というか。
レアメタルの産出地は、中国・アフリカ諸国・ロシア・南北アメリカ諸国に偏在している。
中国は尖閣諸島問題の際にレアメタルの供給を停止したので、格安ロシア語翻訳を準備してロシアに頼ったほうが良いのでは。
また、南アフリカのレアメタル埋蔵量も多い。
ところで南アフリカではアフリカーンス語が話されている。これはオランダ植民地時代にオランダ語と現地の言葉が融合した言語とのこと。植民地時代の南アフリカの貴重な資料はオランダ語翻訳された文献にも残されているだろう。
さて、このレアメタルは実需流通規模が小さく公正な市場価格の形成維持が困難なため、商品取引所に上場していない。一般的に多くのベースメタルや貴金属は、世界の主要な商品取引所で日々売買され市場価格の透明性が確保されている。
このような商品の売買にも専門的な知識を持った金融翻訳が大事だと思う。

By MT

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