2011年4月19日火曜日

韓国独自開発の通信衛星「千里眼」、サービス開始

聯合ニュース 4月18日(月)15時25分配信
【ソウル18日聯合ニュース】韓国が初めて独自開発した通信衛星「千里眼」が、昨年6月の打ち上げから8か月を経て、本格的なサービスを開始する。放送通信委員会が18日に明らかにした。
 これで韓国は米国、フランス、イタリア、日本、ロシア、中国、カナダ、イスラエル、インドに続く世界10番目の独自通信衛星開発・活用国となった。
 昨年6月27日に南米・仏領ギアナの宇宙センターから打ち上げられた「千里眼」は、宇宙空間での動作状態の点検や地上システムの構築など、サービス開始に向けた準備を完了した。サービスの本格化を受け、災害時の衛星通信ネットワークサービスなど衛星放送通信サービスや、衛星装備開発にも拍車がかけられる。衛星産業の新たな転機を迎えることになる。
 「千里眼」活用機関には、気象庁、消防防災庁、衛星放送のKTスカイライフなどが選定されている。
 気象庁は、リアルタイムの地震観測資料収集に「千里眼」を活用する案を模索するとともに、海洋気象観測船で収集した情報を「千里眼」を介して迅速に伝える非常通信ネットワークの構築を実験する予定だ。
 消防防災庁も、災害現場の映像の電送、災害現場指揮所の非常通信支援の実験など、災害時の衛星ネットワークの改善と補強を進める計画だ。
 KTスカイライフは、「千里眼」が確保した周波数帯「Kaバンド」を利用した3D(3次元)、スーパーハイビジョン(UHD)衛星放送サービスを検証する。
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通信衛星は今回のような大震災時にも活躍するだろう。
今後のサービスに期待したい。
国際的に通信衛星開発には韓国語翻訳した特許翻訳が必要なのだろうか。
また、独自通信衛星開発・活用国が思ったより少なく、中でもイタリアが意外に思えた。
イタリアでの活用状況をイタリア語翻訳で調べてみたい。
ちなみに中国の独自通信衛星は中国格安国際電話にも一役買っているのだろうか。

By MT

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