2011年2月27日日曜日

初の日本人会長誕生 ソウルからヨボセヨ

産経新聞2011/02/26 07:09

ソウル駐在の外国メディアの組織として「ソウル外信記者クラブ(SFCC)」がある。内外の要人を招いた記者会見や取材案内、取材旅行、韓国各界との交流など外国人記者にとっては欠かせない場だ。中心街のプレスセンターにあり、飲食が可能なラウンジも運営している。

そのSFCC会長にこのほど日本人の伊藤良司NHK支局長が就任した。半世紀を超えるSFCCの歴史では初めてだ。会長など役員は毎年、会員の選挙で選ばれるが、これまで日本人はもっぱら副会長で会長になったことはなかった。
 ソウルの日本人記者団の数は16社35人と各国の中で最大。地元スタッフを加えると日本系の会員は最大勢力と言っていい。なのにこれまでなぜ会長を出してこなかったのかというと、韓国と日本の過去の歴史にからむ微妙な関係を考え、あまり表にしゃしゃり出ないよう控えてきたからだ。
 今回は他の会員たちから「日本系からぜひ」と強い要望が出されたこともあるが、やはり時代というか韓国における対日雰囲気の変化を感じさせる。会長になると記者会見など行事では司会をすることになっている。
 SFCCで近年、目立つのはやはり中国系メディアの進出だ。そのうち中国人記者が会長となるかもしれない。(黒田勝弘)

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ソウル外信記者クラブに日本人会長誕生とは歴史的なニュースか。
外国人記者はまずその国の言語に精通していなくてはならない。
インタビューの際にはテープ起こしをして記事をまとめなくてはいけないし、時には報道番組でその国のニュースをナレーションすることもある。
今回の会長という大役、氏はもちろん韓国語に精通していると思うが、より一層韓国語翻訳韓国語通訳に注意しなければならないであろう。

By MT

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